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iCloud用に設定していたApple IDを別のApple IDに入れ替え、以前設定していたIDは削除リクエストを行いました。入れ替えの際、以前のIDはサインアウトしてあるにも関わらず、パスワード入力を求めるポップアップが表示されるようになりました。ポップアップには、「Apple IDの確認」「"設定"で"前のメールアドレス"のパスワードを入力してください。」と表示され、選択肢は「今はしない」と「設定」の２つのみでした。「設定」をタップすると、入れ替え後の新しいIDの方の設定画面になってしまいました。そして、このポップアップの表示条件は分からず、メモやSafariなどのアプリ利用時や再起動後に表示されることもあり、しつこいとも感じられるほどでした。
改善手順
改善されるまでの手順は次の通りです。
- 設定アプリ内のiCloudの設定画面で、以前設定していたIDはサインアウトされていることを確認する。
- App Store、ITunesのアカウントに、以前のIDが設定されていないことを確認する。
- 端末に入っているアプリで、以前のIDを利用しているものがないことを確認する。
- Apple Watchアプリで以前のIDにサインインしていないか確認し、アプリを削除する。
- Appleのアカウント管理画面（ https://appleid.apple.com/#!&page=signin ）と「iCloudへサインイン」する画面で、以前のIDにログインできたらログインし、利用端末がデバイス登録されていないことを確認する。
- 設定アプリ内の「ミュージック」、「TV」内の「ホームシェアリング」項目に以前のIDが設定されていないことを確認する。
※私の場合、以前のIDが設定されていました。 - 事象の発生するiOS端末を、PCを使ったやり方の復元を行って改善されるか確認する。
※iOS端末だけで全て行う手順：バックアップを取ってデータを消去し、更に「すべてのコンテンツと設定を消去」すると、iCloudからの復元ではデータの削除は行われるが消去は行われない。データの消去も行うようにPCを使った手順で行う。
ホームシェアリングのApple ID確認とサインアウトの仕方
余談
「ホームシェアリング」でサインアウトしていなかったことが原因かはさだかではありませんが、Apple IDの削除リクエストを行った後、「お客様のApple IDアカウントはまもなく削除されます」という件名のメールが来ました。しかし、それから７日以上待っても「お客様のApple IDアカウントは削除されました」というような件名のメールは来ていません。AppleのApple IDにはもうログインできないので、削除されているとは思うのですが、スッキリしていないのが正直なところです。
雑記
この時期、大学生は春休みを迎えている方が多いと思います。サークル活動に精を出したり、バイトに明け暮れたり、長期休暇の過ごし方は人それぞれ異なるでしょう。
高校を卒業してから社会人になるまでの４年間、将来のことを考えるいい機会になるという意味合いを込め、大学生活の期間は「モラトリアム期間」と呼ばれることがあります。自由にできる時間がたくさんあること、学生だからと納税や社会的責任を免除されることがあることなどが猶予的であるととらえられるからだと考えられます。
大学では数多くの種類の講義の中から、自分の興味のあるものを選択して学ぶことができるので、「将来自分が何をやりたいのかわからない」、「自分の価値観が定まらない」などの悩みを抱えた人たちには是非卒業までの間に様々な経験を積み、アイデンティティの確立を目指してもらいたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございます！
この情報が誰かの役にたてれば幸いです。