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エラーに遭遇した経緯
ある日、ドラム式洗濯機で選択をしていたらエラー音が鳴りました。表示エラーの番号は「U-11」となっていて、その意味は下記の通りです。
- 表示:U11
- 点検:排水経路が詰まっていませんか?
- 処理:排水フィルターや排水口の異物詰まりを取り除いてください。上記確認後でも表示が出る場合はお買い上げの販売店にご連絡ください。
何が原因かはその時は分からず、フィルターの掃除を行ってみても直りませんでした。
中の洗濯物を取り出してみると、濡れた紙屑がたくさん衣類に付着していることに気が付きました。レシートかと思いましたが、よく見るとそれはトイレットペーパーの芯ということがわかりました。
トイレットペーパーの芯がどのくらい詰まったか調査
衣類に付着していた紙屑を拾い集めてみました。
どのくらい詰まっていたかは、「別のトイレットペーパーの芯を水で濡らしてから広げたもの」と比較してみるとよくわかりました。その時の様子が下の画像です。
エラーが起きた時の洗濯機の症状
- 「すすぎ」の処理中にエラーになった。
- 「洗い」、「すすぎ」、「脱水」、「乾燥」のモードのうち、「洗い」、「すすぎ」、「脱水」を選択してスタートさせてみると起動音はするが、洗濯機のドラムが回転できていない。
- エラー発生から30分ほど時間を置いて、「脱水」選択時にドラムが回転するようになったが、回転するだけで中の水は脱水されなかった。
- 床下への水漏れはなかった。
エラー改善のために試したこと
内部の掃除をせずに解決させたかったので、次の3つのことを試してみました。
- 洗濯機に入っている洗濯物を全部取り出す。
- 洗濯機の中にバケツで水を汲み入れ、水だけの状態で洗濯機の動作確認をする。
- 洗濯機の中の水にも紙屑が含まれていることに気付き、紙屑がなくなるまで、手動でドラムを回転させながらバケツで水を汲み出し、中の紙屑を全て除去できるよう努めた。
しかし、以上のことを行ってもエラーは改善されず、結局洗濯機を分解して、詰まったものを取ることになりました。
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洗濯機の分解作業
1.水が抜けるかわからないが半日は放置しておく。
もちろん、洗濯機の中に水が残っていればバケツなどを使って汲み出しておく。
2.コンセントを抜き、赤丸のねじを取ってカバーを開ける。
開けたカバーがこちら。
3.ネジを外す。
4.四角い物体を手前に持ってくる。
5.手前に傾けた四角い物体を紐で固定させ、作業をしやすくする。
6.開けたところから中に手を入れて作業をする。
※洗濯機下に水漏れしても良いように、ビニール袋や洗面器などを入れておきました。
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7.赤丸の金具を外し、青矢印の指している黒い管を外す。
※水漏れする危険性があるので注意が必要です。
詰まっていたものを確認
トイレットペーパーの芯の紙屑以外にも、たくさんの物が外した管に詰まっていました。
コロナ禍でマスクを洗濯する機会が多かったせいか、マスクのワイヤーやマスク本体も詰まっていました。マスク本体が詰まっていたのは自分でも驚きました。これだけの物が詰まっていたのに、詰まりこむ際に通っただろう隙間はドラム缶という構造から見つけられませんでした(笑)
マスクは洗濯ネットに入れて洗濯しなければいけないものだと痛感しました。
その後
分解した洗濯機を元に戻し、改めて洗濯機を回してみたところ、いつも通り洗濯をすることができました。
洗濯機の型番
Panasonic プチドラム NA-VD110L
幅60cm×奥行60cmのマンションサイズで、容量は洗濯6kg、乾燥3kgと少人数世帯向けの洗濯機です。洗濯から乾燥までのムダを省き、最大約7%節電が可能なことや、部屋干し時間を短縮できるよう設計された部屋干しコースもあることを踏まえても、とても良い洗濯機なので、まだまだ活躍してくれることを願っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございます!
この情報が誰かの役にたてれば幸いです。